小学4年生コース

指導方針

算数の指導方針

計算力の向上と、「受験算数」へのステップアップ

４年生の算数では、まず分数・小数を含めた四則計算を早期に学習し、算数の学力向上の基礎となる「速く正確な計算力」を習得していきます。また、それと並行して「図形」「数の性質」「文章題」という受験算数の3分野について解法パターンではなくその基本概念を深く学び、さらにそれらの応用へとステップアップしていきます。この4年生で培った計算力と思考力が、5年生からのハイレベルな学習を支える土台となっていきます。

国語の指導方針

「読書」から「読解」へ。正しい読み方と語彙力の養成

近年子どもたちの国語力の低下が指摘される中で、中学入試においても文章の難化・長文化とともに表現力を試す記述式問題が主流となっています。国語では、本格的な良文を題材に「正しい読み方」の技術を学ぶとともに、漢字や語句知識に関する小テストを毎回の授業で行い、豊かな語彙力を養成します。また、記述式問題への対応として４年生から授業時に記述問題の演習を取り入れ、文法知識を基にした「正しい文の書き方」も養成していきます。

理科の指導方針

理科への興味を持たせ、基本事項を広く学ぶ

中学受験に向けた理科の本格的な学習は、割合や速さなど算数の解法を必要とするため、それらの学習を終えた後の５年生からスタートします。しかし、すべてを５年生から学ぼうとすると負担が大きくなるため、４年生では「生物」「地学」「物理」「化学」の4分野それぞれの重要単元を幅広く取り上げ、理科の全体像をとらえ興味を持てるようなカリキュラムとしています。